DVD三昧 [映画]
・ポンペイ
・マレフィセント
・300
・アンナハーレント
・私なりのハッピーエンディング
ポンペイは期待したより面白かった。
自然災害の恐ろしさ、すごさをリアリティを持って臨場感たっぷりに描いていた。
天災が起きたら、人間は太刀打ちできないですよね。
それから、ローマ人の傲慢さはこんなもんだったのかと、初めて知った。
神聖ローマ帝国は、戦によって勢力を拡大し、周囲の民族や部族を支配下に置いた。
テルマエロマエなんかでは、作風がユーモラスなのであまり感じませんが
ローマのやり口は侵略と虐殺と同義といっても過言ではない。
他はいまいちでした。
またDVD三昧で、今度は
・鑑定人と顔のない依頼人
・それでも夜はあける
をみたいと思います。
愛のある行為 [映画]
最近、レンタルしようとお店に行っても、あまり見たい映画が見つかりません・・・
古い名作でも見直そうかな、と思っているこの頃です。
今週見たのは
「ベロニカゲリン」
「愛についてのキンゼイレポート」
「トンケの青い空」
「武士の一分」
です。
「リトル・・」、ちょっとホロっときました。
この一家、家庭崩壊の寸前であるかのように見えるんですが、実はお互いを強く愛している。
破滅的な状況でも、家族が愛し、思いやり、支えあい、結束していれば、前に進んでいくことができる。
そんなことを信じさせてくれそうな話でした。
「愛について・・」
いま性体験の低年齢化にともなって、望まない妊娠や、性病の蔓延、性交相手との人間関係の不在など多くの問題があります。
その原因は、決して情報の氾濫ではなく、メディアリテラシーの欠落と、性教育が性に対する考え方を培わせないからだと思います。
このキンゼイレポートの時代は、宗教的なモラルによる縛りと、誤った情報の押し付け・正しい情報の欠落が問題となっていました。
ですが、現在はモラルなどの抑止力が無く、情報が先走りしています。
そのため各人に適切な判断力を持たせ、それに沿って行動できるような環境を、作ることが必要なのだと思いました。
週末映画 [映画]
DVDを三本続けて見ました。
「大いなる遺産」(1991 http://www.foxjapan.com/movies/expect/)
「ミリオンダラーベイビー」
(2005 http://www.cinecrew.co.jp/mdbaby/main/index2.html)
「クラッシュ」
(2006 http://www.crash-movie.jp/)
「大いなる~」は、人生のドラマチックな部分は全て他人との関わりから生まれてくる・・・
主人公は田舎町の下流層出身で、没落してはいるがまだ資産はあるディンズムア夫人によって富裕層への憧れを植え付けられなければ、脱獄囚ラスティラが彼のスポンサーにならなければ、一生絵のうまい平凡な漁師でいただろう、と思いました。
彼にとって出会いは全て僥倖なんですよね。
「ミリオン~」は重かったです。
先日「海を飛ぶ夢」を見たんですが、どちらも突然の事故によって身体の自由を全て奪われる。意識は明瞭で、正常な判断能力があるけれど、死を選択するんです。
最近知人が事故にあいました。その方は重い障害を背負ってしまった。人格の一部が失われるほどの重症だったけれど、家族はこれからずっとそれを支えていかなければならないんです。映画の中では主人公の意思を尊重した周囲が手助けをしますが、あくまで映画としての結末だと思いました。
「クラッシュ」はまあまあ。
以前「人は人に傷つけられるけれど、それを癒すことができるのも人だ」という言葉を聞いたことがあります。楽天主義的なこの言葉を言ったのはとても素敵な人でした。